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ホームホーム 歯の回覧板TOP マウスピース型矯正装置で唾液が溜まる!?
矯正中に唾液が
溜まりやすくなる…
どうして?
インビザラインで唾液が溜まりやすくなる…どうして?
透明で目立ちにくいマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使っていると、患者様の中には矯正治療を始める前よりも、口の中に唾液が溜まりやすくなったと感じる方もいるようです。唾液には様々な働きがありますが、お口の中に溜まると不快感を覚えてしまうでしょう。
どうしてマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使い始めると唾液が溜まりやすくなるのでしょうか。その理由と対策をご紹介いたします。
唾液が溜まる理由

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正中に唾液が溜まりやすくなる理由には、大きく分けて2つあります。身体の正常な働きによって溜まりやすくなってしまうため、予防することは難しいです。

お口全体に唾液が巡らないため
お口全体に唾液が巡らないため
唾液は、健康な成人であれば平均1日1~1.5リットル分泌されます。それだけの量の唾液が、お口の感想を防いだり、歯面の汚れを洗い流したりといった役割を果たします。
しかし、矯正でマウスピース(アライナー)を装着していると、唾液の循環が妨げられてしまいます。普段通りの分泌量でも、唾液が溜まりやすくなってしまいます。
異物感によって唾液の分泌が増えるため
異物感によって唾液の分泌が増えるため
口の中に何もない状態のときと、ガムを噛んでいる時では、唾液の量が異なります。これは、口の中にある異物によって唾液腺が刺激されて、唾液が分泌されやすくなるためです。
矯正装置であるマウスピースを装着していると、その異物感に反応して唾液が多く分泌されてしまいます。とはいえ、マウスピースを装着した状態になれていけば、徐々に分泌される量も減っていくので心配はありません。
溜まってしまう唾液への対策

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正中に唾液が溜まってしまう場合は、基本的に飲み込むことが有効です。唾液が溜まるのが気になるからといってマウスピースを外したままでいると、治療計画通りに進まなくなってしまうので、次にご紹介するような対策を行うようにしましょう。

対策
01

意識して飲み込む

意識して飲み込む

マウスピースに慣れないうちは、意識して唾液を飲み込むようにしましょう。始めは感覚がつかめず少し難しいかもしれませんが、徐々に慣れて無意識でも飲めるようになります。
装着したまま軽く上を見ると飲み込みやすくなるので、家の中で練習することをおすすめします。

対策
02

マウスピースを
カットしてもらう

マウスピースをカットしてもらう

お口の中の異物感を減らすために、マウスピースの縁を切って大きさを小さくすることが可能です。マウスピースの余った部分は医師が判断するため、歯科医院で調整をお願いするようにしましょう。
しかし、余りの部分は限られています。矯正効果を失わない程度にしかカットできないので、ある程度の異物感が残ることに留意してください。

対策
03

就寝中は口テープが有効

就寝中は口テープが有効

夜、寝てる間もマウスピースを装着していただく必要があるため、溜まった唾液が口から垂れてしまうことがあります。お口の乾燥やいびき防止のための口テープ(マウステープ)を利用することで、口が開きにくくなってよだれが垂れません。
また少量であれば、枕にタオルを巻くのも良いでしょう。

マウスピースに慣れることで
改善される
マウスピースに慣れることで改善される
お口の中に唾液が溜まることは、多くの場合、マウスピースを装着している状態に慣れると解消されます。溜まると不快感はあるでしょうが、唾液自体はお口の洗浄作用や抗菌作用などを持ち、体に悪影響を及ぼすことはありません。
あまりにも唾液の分泌が多い際は、マウスピース型矯正装置(インビザライン)以外に原因がある可能性があるため、医師に相談しましょう。
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